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その人の「証」に合わせて薬を処方

漢方では、専門医が患者さんの体質に合わせて「証(しょう)」を診断し、 治療方針を立てて漢方薬を処方します。

証を見るときは、次の4つのサインから総合的に診断します。

  • 望診(ぼうしん)・・・顔の表情や精神状態、皮膚、体型、動作舌の状態などを目で見る
  • 聞診(ぶんしん)・・・声やせきの音を聞き、体臭や口臭をかぎわける
  • 問診(もんしん)・・・体の状態、病歴、生活習慣などを患者に聞く
  • 切診(せっしん)・・・手首の動脈やお腹など、患者の体に触れて状態を診断する

症状に合わせた漢方薬を使おう

●めまい、耳鳴り
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

女性ホルモンが減少してくると血圧が不安定になりやすく、高血圧の危険も高まります。 高血圧はめまいや耳鳴りを引き起こします。

●のぼせ、発汗、冷え
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、加味逍遙散(かみしょうようさん)、 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、温清飲(うんせいいん)

上半身にほてりを感じてのぼせや発汗の症状が現れ、足や腰などの下半身には冷えの症状が出ます。

●肩こり、頭痛、腰痛
葛根湯(かっこんとう)、八味地黄丸(はちみじおうがん)

女性ホルモンの減少で筋肉の収縮が不安定になり、肩こりや頭痛が起こるようになります。
また、加齢による新陳代謝の低下で、乳酸の濃度が高くなり、これらの症状を悪化させます。

●寝つきが悪い、不眠、不安感
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

女性ホルモンの減少により、炎症を起こす原因となる生理活性物質が過剰になります。 睡眠にも影響を及ぼし、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなって、不眠に陥ります。

※決して自分の判断で服用せず、よくわからないときは薬剤師に相談しましょう。



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