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遺伝、免疫異常、環境などの要因

膠原病の原因については、まだよくわかっていない部分が多く、 はっきりとした答えが出ていないのが現状です。
ただし、研究が進むにつれてだいぶわかってくるようにはなってきました。

現在もっとも有力なのは、遺伝、免疫異常、環境 の3つがリスク因子として考えれれていることです。 これらはひとつだけが原因ではなく、いくつかのリスクが重なり合ったとき 発症する可能性があると考えられています。

それぞれの具体的な説明は以下の通りです。

体質などの遺伝

膠原病は、血友病のような遺伝性の病気ではありませんが、 遺伝とは全くの無関係ともいえません。 膠原病にかかりやすい体質と素因があると考えられています。

たとえば、全身性エリテマトーデスの患者さんが家族にいる人は、 いない人に比べて、
この病気にかかる頻度が0.3%高くなるとされています。 ただ、この罹患率は糖尿病や高血圧よりもかなり低くなっています。

また、遺伝の影響よりも、遺伝以外のほかの要因のほうが大きく関係しているともいわれています。

免疫異常

自分自身の体の成分を、外部から侵入してきた異物と勘違いして攻撃してしまう
「自己免疫疾患」が膠原病の発症原因のひとつになっています。

このようになる理由としては、次のような説があります。

  • 抗体をつくる血液中のリンパ球の遺伝子が突然変異を起こして、自分の成分に反応してしまう。
  • リンパ球では、不必要に自己抗体がつくられない仕組みがあるが、この仕組みに何らかの異常が起こってしまう。
  • ウイルス感染、薬物、化学物質、紫外線などによって、自己の成分が変化し、それが異物と認識され攻撃してしまう。

環境因子

次のような環境的な因子が、膠原病発病の誘因になると考えられています。

  • 感染症にかかると、抗体をつくるリンパ球の活動が活発になると考えられます。
  • 薬物を摂取すると、体の組織と反応を起こして、それに対する抗体がつくられることがあります。
  • 紫外線(日光)を浴びて発疹ができるタイプの人は、全身性エリテマトーデスのリスク因子になる可能性があります。
  • 妊娠や出産がリスク因子となる場合があります。
  • 外傷、外科的手術、美容形成(シリコンなどの異物注入)など、自分の体を傷つけることもリスク因子になる場合があります。
  • その他、ストレスや寒冷なども指摘されています。

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看護師の渡辺と申します。
膠原病に関する情報をまとめて詳しく説明しています。
わかりにくい専門用語をできるだけわかりやすく伝えることができるように努めています。