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効果が出るのが早いステロイドパルス療法

膠原病の治療には、抗炎症作用や免疫抑制作用があるステロイド薬が用いられます。
しかし、飲み薬として用いる通常の量では、効果が出るまでに時間がかかります。

そこで、3日間、ステロイド薬を大量に点滴する方法が、ステロイドパルス療法です。
具体的には、1gのステロイド薬を、ブドウ糖液250~500mlに溶かしたものを1~2時間かけて点滴で静注していきます。 これを3日間続けていきます。

パルスには「衝撃」という意味があり、大量のステロイド薬を投与する療法は、”劇的な効果を得る” ところからパルス療法と呼ばれています。

ステロイド薬を多く使うので副作用が心配されますが、意外にも少ないことが明らかになっています。

適応となるケース

■内服ステロイド薬では効果が不十分のとき

ステロイド薬は、口から飲む内服薬が、もっとも安定した効果を得られるのですが、 薬をきちんと飲めない場合は期待できません。 そこで、病気の勢いが強く、急性のときにはステロイドパルス療法を行います。

■全身性エリテマトーデスによるループス腎炎、間質性肺炎などがある場合

同じく、病気の勢いが強くて、炎症を早急に抑える必要があるとき、パルス療法が有効となります。 プレドニン内服薬を単独で使う治療に比べ、はるかに早く効果があらわれます。

ステロイドパルス療法の副作用

大量のステロイド薬を使うので、それだけ副作用も大きいと思われがちですが、 実際のところは副作用はほとんどあらわれません。 短期間の投与だけなら、大量でも副作用は少ないことがわかってきています。

ただし、血栓症や血小板の機能異常、精神症状などが起こる可能性は指摘されています。 また、高齢者には心臓に負担がかかったり、感染症があると症状が悪化しやすいという問題点もあります。

ステロイドパルス療法を行うにあたっては、医師が慎重に判断をしていくことが求められます。

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